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こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
イングランド発
藤田俊哉サロン
(元日本代表MF)
©toshiyafujita
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
3日前の金曜日に昇格を決め、晴れ晴れとした気分で臨んだホームゲーム。条件付きではあったが、この日で優勝が決まる可能性があっただけに確実に勝利して、2位のJong Ajaxの結果を待ちたいところだった。
試合中に流れる情報で、Jong Ajaxがリードを許していることはスタジアム内のすべての人間に伝わっていた。時間の経過とともにスタジアムは大いに沸いていた。優勝決定の瞬間を見たいと楽しみにしていた多くのサポーターが集まり、VVVの選手たちは、最高の雰囲気のなかでのプレーとなった。
昇格のプレッシャーから解放されていたが、中2日でのデーゲームでの疲労と日中で気温も上がっていたことも重なり、VVVの選手たちのプレーはシャープさに欠いていた。
そうしたなか、VVVはビッグチャンスを迎えた。0対0で迎えた後半、PKを獲得したのだ。前節2得点と好調のLeemansがキッカーを務める。
このキックが決まればVVVの優勝がほぼ決まる——。そんなプレッシャーがあったのか、彼が放ったキックは相手GKにセーブされてしまった。
結局、試合はそのままスコアレスドローに終わり、優勝決定は次節以降へ持ち越しとなった。PK獲得した時点で、優勝へのシナリオが整っていたかに思えたが、そんなにうまくは行かなかった。勝負の厳しさを改めて思い知らされたゲームでもあった。
残り3ゲームで2位Jong Ajaxとの勝ち点差は「9」。つまり、次節のアイントホーフェン戦に引き分け以上で優勝が決まる。優勝までポイント1——。どんな状況になろうとも、最後まで良い準備をしてゲームに臨むだけである。それだけを考えて毎日を過ごしたい。いずれにしても今シーズンも泣いても笑っても残り3ゲームだ!
VVV Venlo フジタトシヤ