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大儀見優季のway of life

大儀見優季のway of life

PROFILE

1987年7月15日生まれ。
【自己紹介】 自分への挑戦は、自分自身との闘いであり、様々な挑戦から手に入れる経験は自分自身だけの一生の財産になり、それを社会貢献に繋げられてはじめて、その経験が意味をなす。 1人の人間として、1人のフットボーラーとして、1人の女性として、もっともっと成長し続けていきたい。 そして、沢山の幸せと喜びを共有していきたい。



[NEW]【最終回】『2015FIFA女子ワールドカップへの想い』(2014.11.18)

10月末のカナダ遠征が終わり、日本に帰国して2週間。トレーニングを含めて充実したオフを過ごせています。家にいる時間がほとんどないくらい動き回っていますが、いつも日本にいるときは普段できないことをやって、刺激を沢山注入していこうと思います。

さて、来年6月に開幕します2015 FIFA女子ワールドカップ。もう前回のワールドカップから4年が経つのかと思うほど時が過ぎるのは早いもので、ここまでの3年半は本当に自分に取って劇的な変化の3年半だったと感じています。  2011年のワールドカップの直後に結婚し、その年に木場トレーナーとの出逢いがあり、ロンドン五輪を経て、ブンデスリーガ得点王、イングランド・チェルシーレディースへの移籍。ワールドカップ優勝で、沢山の人が影響を受けて変化したように、私もワールドカップを経験してから、少しずつ変化してきました。
   

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個人的には、嬉しくもあり悔しさも残った前回のワールドカップ。ドイツのチームに移籍して、ドイツで行われるワールドカップだったからこそ、誰よりも思い入れの強い大会でした。日本人、日本のサッカーを認めてもらえず、ドイツ代表がひしめくチームでポジションを奪うのは容易ではありませんでした。しかし、諦めずコツコツと積み重ねて行き、ようやく掴んだチームメートの評価と信頼。そして、ストライカーとしてのこだわり。
   
これらを引っさげて挑んだ大会であり、それをなでしこのサッカーに融合させてドイツをぎゃふんと言わせてやるという気持ちと、なでしこのサッカーを進化させながら優勝を目指したいという気持ちが強すぎて、思うようなプレー、ストライカーとしての結果を残すことはできませんでした。    

フォワードとは何か、ストライカーとはどうあるべきなのかを試行錯誤しながら表現した結果、チームから求められるものとはかけ離れたものになってしまい、本来あるべき姿を失ってしまいました。

ただ、この経験・チャレンジがなければ気付くことのできなかったことが沢山あり、苦しい想いはしたけれど、進むべき方向に光が射しこみ、歩むべき道に導いてくれたような気がします。仲間の存在があり、家族の存在があり、応援してくれる人がいたから、またみんなのために頑張ろうと思うことができました。

それまでは、自分のためにサッカーをしていたという感じだったのですが、このワールドカップと結婚を機に、「誰かの為にプレーする」という気持ちが芽生え、急激にその想いが強くなっていきました。
   
来年のワールドカップでは、前回のワールドカップでの経験をふまえながらも、ここまで成長してくることができた想いを表現する場にもなると思っています。サポートしてくれる人がいて、応援してくれる人がいて、自分1人ではサッカーができなければ成長することも出来ない。来年のワールドカップではそんな想いをプレーで表現できればと思います。
   
優勝を目指して戦うことはもちろん、ワールドカップは2回優勝してこそ真のチャンピオンだと私は思っています。ワールドカップ開幕まで残り7ヶ月。優勝の可能性を高めるための準備をしていくとともに、さらに進化するためにまた新たなことにトライしていきたいと思います。
   
皆さんの応援は、確実に力になります。よろしくお願いします!
   
また、今回でコラム最終回となりました。これまで読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。私自身も、このコラムの執筆を通して沢山の気付きと学びを得ることができたと思っています。このコラムが、皆さんの生活のスパイスに少しでもなれていたら、この上ない喜びです。短い期間でしたが、ありがとうございました!
   

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【記事一覧】
【vol.1】2014ブラジルW杯とフットボール(2014.7.4)
【vol.2】W杯ドイツ優勝!&Private life(2014.7.18)
【vol.3】フランス旅行と仲間(2014.8.8)
【vol.4】私が感じる欧州フットボールの魅力(2014.8.29)
【vol.5】海外で闘う日本人アスリート(2014.9.16)
【vol.6】アスリートとして、女性として(2014.10.1)
【vol.7】アスリートとして、女性として(2014.10.30)



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