3.24東京でのデビスカップからアメリカ～メキシコを転戦

みなさんこんにちは！

これまで月に2回くらいのペースでこのブログを更新していましたが、全豪オープンからここ最近まで連戦続きで、遅くなって申し訳ありません。

まずは、2月のデビスカップの事から書かせていただきます。


日本で行われたフランス戦は錦織選手が不在だったため、一番手としてプレーさせて頂きました。初めての一番手は重圧とプレッシャーがかなりありましたが、とても良い経験にはなりました。結果は残念でしたし、最後の試合は手首の痛みで途中棄権をしてしまい、沢山の応援に来てくれた方々に本当に申し訳ないことをしてしまいました。 しかしあの中で、一勝をもたらしてくれた内山選手に感謝です。 プレーオフに回りましたが、またワールドグループに戻ってこられるよう頑張ります。

デビスカップが終わり、3日後にはすぐアメリカ、メンフィスに飛びました。アメリカシーズンはメンフィスオープンからスタートし、デルレイビーチ 、アカプルコ、インディアンウェルズ、マイアミの順です。 毎年良い結果を残せているアメリカシーズンですが、今年もメンフィスオープンから良い形でスタートができました。一回戦はガルシア・ロペス選手にしっかりと勝ちきり、二回戦でイズナー選手に負けはしましたが、ファイナルセットまで戦い、惜しいところまで行けたので自信を持てました。 二週目のデルレイビーチもメンフィス同様にギリギリではありましたが、本戦から入れたためしっかりと練習して試合に挑めました。一回戦はジュニア時代に全く勝てなかった相手にストレートで勝ちきり、リベンジできました。二回戦は試合予定から8時間待ちやっと試合に入り、なかなか思ったプレーができず、対戦相手のジョンソン選手のスライスにうまく対処ができませんでした。この日は相手に完全にやられましたが、毎回トーナメントでランキングが上の選手と対戦できていることは自分にとって大切な事です。

三週目のメキシコ、アカプルコは予選からの出場だったので、デルレイビーチを早朝に出て、アカプルコに向かい1日だけ練習をして予選に臨みました。予選最初の試合では移動疲れが残ってましたが、攻撃的な相手に対して粘り勝ちすることができました。



予選決勝は、二週間前のメンフィスオープンの優勝者でしたが、得意の長いラリーに持ち込み自分の展開に持っていくことができ、相手をイライラさせることで、自分のペースでプレーでき、本戦の切符を手にすることができました。

本戦一回戦はデルレイビーチの優勝者。二試合連続で絶好調の相手でしたが、根気強くプレーし、相手のやりたいプレーを封じることができたので、この試合もファイナルセットで勝ちました。

二回戦もなんとかファイナルセットで勝ち、憧れのナダル選手と対戦することになりました。同じように後ろで打ち合っても勝ち目はないと思い、なるべく自分から攻めていこうと思い、プレーしました。

序盤からとても良い形でプレーできて、先にリードできましたが、やはりナダル選手のフォアに対して少しずつ押され始めて、押し切られました。 ただこの試合でトップの選手としっかり戦えてきていることを実感でき、可能性が見えた試合だったと思います。初めてBIG4と呼ばれる選手と対戦する事ができ、自分のベストなプレーができたことでとても良い経験となりました。

次回は、インディアンウェルズのBNPパリバオープンについてご報告したいと思いますが、今回はこのへんで。