アンカレジマラソンは、毎年夏至に最も近い土曜日に開催されます。アンカレジは、全米で最も美しい大都市に与えられる「全米都市賞」を過去に3度受賞した全米唯一の町であり、氷河時代には多くの氷河を有していたチュガッチ山脈と、クック湾に囲まれ、都市でありながら自然と見事に調和した町です。6月、アラスカが最も美しく輝くと言われるその季節、新緑が眩しく、ワイルドフラワーも一斉に咲き始めます。日照時間も最も長く、マラソン当日（2014年6月21日）の日の出は4時21分、日の入時刻は23時42分です。 フルマラソンのコースは、北のデナリ、フェアバンクスへとつながるグレンパークスハイウェイ沿いを走り、フォートリチャードソン空軍基地や、清流シップクリークを通過し、約13ｋmの森林コースに入ります。チュガッチ山脈の深い森の中のトレイルを走り、ゆるやかな坂を登って行くと、約22ｋｍ地点が、標高150メートルのコースの最高標高地点で、その周辺からはアンカレジダウンタウンの遠望が楽しめます。その後、南下し、森を抜け、アンカレジの町の方角へと進んで行きます。広大なアラスカ大学アンカレジ校、グース湖を抜け、トンネル、森、公園などまるで絵のように美しい景色を眺めながら、チェスタークリーク沿いに西進します。冬は天然アイススケートリンクになる美しいウェストチェスター湖を抜け、ゴールへと向かいます。6月は、平均最高気温17度と大変爽やかで、マラソンにも最適です。地球上の最後の秘境とも呼ばれるアラスカの玄関口「アンカレジ」を走るマラソンで魅力に感じられる方も多いと思いますので、是非ご参加お待ちしております！