6.12クレーコートシーズンの振り返り①

みなさんこんにちは。

全仏オープンが終わり、それと同時に今年のクレーコートシーズンが終了しました。プレーに集中していたこともあり、このエイチ・アイ・エスさんのブログ「NEVER GIVE UP」にはしばらくの間投稿していなかった分、今回から3回に分けて（連載！？）、約2ヶ月間のクレーコートシーズンを振り返ってみたいと思います。
テニスのプレー面ではなく、ヨーロッパの複数の街を旅する機会もあったので、旅先のことも書いていきたいと思います。そして、これらの街を訪問する際は、ぜひエイチ・アイ・エスさんのツアーをよろしくお願いします！（笑）

1週目 モンテカルロ（モナコ）
予選一回戦 4-6.6-2.0-6 Lorenzo Sonego戦

クレーコート最初の大会はマスターズのモンテカルロからスタートしました。クレー対策の練習は日本でしていましたが、実際の試合自体はほぼ1年ぶりでしたので、クレーに慣れておらず思ったようにはプレーできませんでした。約2時間の試合の末負けたのですが、後半左足の痙攣が出て、この症状は去年もクレーコートシーズンに入った直後から現れたので、クレーでプレーする際の不安要素の一つでした。
モンテカルロに来たのは初めてだったのですが、とても綺麗な場所でした。海が目の前にありロケーションは最高でした。ただ物価が高すぎて、味噌汁一杯が「20ユーロ」(約2,500円)と書いてあったのはびっくりでした（笑）

2週目 バルセロナ（スペイン）
一回戦 6-4.4-6.2-6 Diego Schwartzman戦

実はスペインに来るのが初めてで、バルセロナは兄が去年まで一年間住んでいたこともあり、行ってみたい場所の一つでした。現地在住の日本人の方にミシュラン登録のお店などにも連れて行って頂き、ご飯はすごく美味しかったです。本場のパエリアは最高でした^_^この大会の一回戦の相手は、格上のシュワルツマン選手でした。相変わらず対戦相手のドロー運の悪さは継続中でしたが、自身のプレーについては良くなっている実感がありました。結果は、ファーストをアップしてセカンドもチャンスはありましたが、取りきれず逆転されました。ランキングが上の選手に勝つためにはそのようなチャンスをしっかりとものにしないとと勝ち切れないのだと痛感した試合でもありました。

3週目 エストリル（ポルトガル）
1回戦 6-2.6-4 Mackenzie McDonald戦
2回戦 6-2.3-6.6-7(5) Frances Tiafoe戦

ポルトガルに来るのも初めてでした。とても綺麗な場所で、着いてすぐにリスボンへと観光に行ったのですが、古い街並みや、狭い街中にトラムが走っていたりと雰囲気がとても良かったです。
気温としては蒸し暑い感じで風も強い気がしました。コートもバルセロナよりも跳ねる感じのコートでした。一回戦は良い形で勝利することができ、今季クレーコートでの初勝利となりました。二回戦はアメリカのティアフォー選手にファーストセットを取ってセカンドも先にリードしましたが、ファイナルタイブレークで敗退しました。正直この試合はセカンドを取りきって終われた試合でしたし、もったいない試合でした。タイブレークはちょっとの差でしたが、リードした時に守りに入ってしまい安全にプレーをした分相手に攻め込まれる展開となりました。少し引いたプレーをすると逆にやられるので、クレーコート云々は関係なくハードコートでも常にアグレッシブな気持ちでいる必要性を強く感じました。