11.28カザフスタンにて
みなさんこんにちは。
オーストラリアでの体調不良の後、日本でのATPチャレンジャー2大会とカザフスタンでのATPチャレンジャー1大会に出場し、2016年シーズンを終えました。まずは、日本の大会を振り返りたいと思います。
日本でのチャレンジャー2大会(兵庫・豊田)を終えてオーストラリアから帰国した後あまり時間もなく、どのくらいのパフォーマンスができるかどうか分からない状態の中で兵庫チャレンジャーに出場しました。自分のATPランキングを考えると、全豪の本戦ストレートインがかなり際どくなっていたので、少し焦りもありました。自分の思った以上にまずまずのプレーをする事ができましたが、ベスト8では沢山チャンスがあったのに、取ることが出来ずかなりイライラしたプレーをしてしまいました。ここ数ヶ月の間ほとんどの試合をリードしてから落とすケースばかりで、気持ち的にかなり追い込まれた状態だったので、苛立ちを抑える事ができませんでした。大事なポイントが取れない試合が立て続いたので、自分でもどうしたらいいのか分からない状態で大会を終えてしまいました。
豊田では、去年優勝していると言うこともあり、ポイントをディフェンドしなければならないプレッシャーもある中で、ベスト8までは行ったものの、元々の実力もあり特に豊田のコートではプレースタイル的にやりにくい相手と当たり、勝つことはできませんでした。この日は自分の調子もあまり良くなく、相手のサーブを攻略することができず、逆にリターンで攻め込まれ何もできずに負けてしまいました。相手が良くて、自分が良くない日は当然あるので仕方ないとは思いますが、豊田でも納得のいくプレーはできませんでした。
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カザフスタンにて
カザフスタンチャレンジャーが、今シーズン最後の大会となりました。初めて行く国でしたし、気温はマイナス30度前後…(繰り返しになりますが、「マイナス30度」って…)いろいろな事が初めての環境の中での大会になりました。会場はもちろんインドアでしたので、暖かい中でプレーできました。全豪オープンの本戦の出場権がかかっている大会であるというプレッシャーと、ここ最近勝てていない状況の中だったので、一回戦からかなり緊張して試合をしていました。調子が良かったわけではないですが、押さえるべきところをしっかり押さえることができたという感じで、取りこぼしなく勝ち上がりました。準決勝では相手の途中リタイアもあり、決勝への体力温存をすることもでき、運も味方してくれました。
決勝戦はかなり緊張しましたが、出だしから良い調子でプレーできて、主導権を握りながらセカンドセットを迎えました。しかし、勝ちが見えてきたときに委縮してしまいラケットが振れなくなり、相手に攻め込まれました。そしてファイナルセットも同じで5-2とリードしてから逃げ腰になったせいで、追いつかれました。自分でもびっくりするくらい緊張してしまいましたが、最後はタイブレークを取り、6-4、6-7、7-6のスコアで勝ち、優勝することができました!
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体調を崩して以来、しっかりとしたトレーニングをできていなかったので、2時間半の試合はめっちゃしんどかったです(笑)
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今シーズン最後の試合を大接戦で勝ち、優勝して締めくくれたので、とてもいい終わり方ができたことは、来シーズンに向けて良かったと思います。数日ですがオフを満喫した後、左肘のリハビリとトレーニングを日本でしっかりとやってブリスベンでの大会に備えたいと思います。
今年も沢山の応援ありがとうございました。来シーズンは更に飛躍できるよう頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!
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