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こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
イングランド発
藤田俊哉サロン
(元日本代表MF)
©toshiyafujita
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
止まっていた針がようやく動き出した——そんな劇的な勝利だった。
開幕からずっと好調を維持していたVVVフェンロだったが、ここ2試合の連敗で歯車が狂い始めていた。昇格を目前にして“最後の壁”にぶつかっていた。
この日、VVVはホームでAlmereと対戦した。しかし前半3分に信じられないイージーミスから失点を許した。前半11分に同点ゴールを決めてゲームを振り出しに戻したものの、前半15分に再びAlmereに追加点を奪われてしまう。
しかしその後、VVVの選手たちは意地を見せる。前半41分にエースストライカーの⑨Ralfが同点ゴールを決めたのだ。この試合のターニングポイントと思えるほど、大きな意味を持つゴールだった。
2対2で折り返した後半は、落ち着いたゲーム展開となった。両チームともなかなかゴールを奪うことができず、このままドローで終わるかもしれないと覚悟していたが、後半36分、歓喜の瞬間が訪れる。VVVは厚みのあるサイド攻撃から見事、Sleegersが逆転ゴールを奪った。ホームで3試合ぶりの勝利を手にすることができ、チームはようやく息を吹き返すことができた。
今シーズンも残り5試合。昇格争いもいよいよクライマックスを迎えた。33節を終了し、1位VVV(勝ち点72)、2位Jong Ajax(勝ち点64)、3位Jong PSV(勝ち点59)、4位SC Cambuur(勝ち点59)、5位Volendam(勝ち点57)という順位に。2位のJong Ajax、3位のJong PSVは昇格の権利がなく、4位のSC Cambuurが直接のライバルとなる。
彼らが残り5試合にすべて勝ったとしても、勝ち点は74までしか伸ばせない。VVVはあと1勝すれば勝ち点75となる。つまり、次節のRKC Waalwijk戦に勝てば昇格が決まる。RKCは現在9位。昨年12月に対戦し、ホームで4対0と大勝した相手である。しかし油断は禁物。気持ちを引き締めて最後まで全力疾走したい!
VVV Venlo フジタトシヤ