Message
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
イングランド発
藤田俊哉サロン
(元日本代表MF)
©toshiyafujita
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
世界ナンバーワンの面積を誇るロシアで行われている今回のワールドカップは、日本にとって素晴らしい大会となった。
ご存知のとおり、西野監督率いる日本は、下馬評の予想を覆して2大会ぶり3度目となる決勝トーナメント進出を果たしたのだ。
今大会、僕はテレビ解説の仕事で現地に足を運んでいるのだが、彼らの勇敢なる戦いを目の前で見ることができた。決勝トーナメント1回戦は、史上初となるベスト8入りをかけた戦いとなった。強豪ベルギーを相手に一時は2点をリードしたが、残念ながら試合終了間際に逆転ゴールを許した。ベスト8という夢は4年後にお預けとなったものの、しかし、彼らの戦いぶりは海外からも賞賛される誇らしいものだった。滞在先のホテルでは、何人もの外国人からベルギー戦での日本代表のプレーについて称賛の声をもらって、同じ日本人として本当に嬉しく、誇らしかった。
この原稿を書いている時点で、ワールドカップはベスト4の顔ぶれが決まった。日本を大逆転で破り勢いをつけたベルギーはブラジルを撃破してベスト4に進出したが、フランスvsベルギー。クロアチアvsイングランド。それぞれの勝者が決勝を戦うことになる。
その決勝戦が行われるのはルジニキ・スタジアム。とにかく大きなスタジアムである。収容人数も8万人というスケールであるが…。周辺の建物、駐車場などを含めた全体のスケールがとても大きい。スタジアムから見渡せる景色も素晴らしかった。それらが象徴しているように、ロシアの建築物はとにかく大きい。そのぶん見応えも十分にある。
日本の試合会場となったモスクワ、エカテリンブルク、カザンの3都市に行ったが、どの都市も魅力的だった。親日家が多く気さくな人たちばかりだったことも印象に残る。最初は様子を見ているような人も挨拶を交わすようになれば、その距離感も次第に近くなり、とても親切に対応してくれた。ロシアの人たちは『日本にとても興味を持っている』とも話してくれた。
ワールドカップという大会を通して、世界各国の人たちとの交流も楽しみのひとつ。新しい出会いが待っている海外旅行は本当に楽しい!
今回のワールドカップでいろんな人たち、いろんな文化にも触れ合うことができた。自分のなかで、ロシアのイメージは大きく変わった。日本のみなさんにもロシア旅行をオススメしたい。
さあワールドカップもいよいよクライマックス。どんな結末が待っているのだろうか。
リーズ・ユナイテッド フジタトシヤ