Message
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
イングランド発
藤田俊哉サロン
(元日本代表MF)
©toshiyafujita
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
ヨーロッパの各国リーグが開幕して約1か月が過ぎたが、なかでも、大きな注目を集めているのは、フランスのリーグ1だろう。
この夏最大の“ビッグディール”として、ネイマールがFCバルセロナからパリ・サンジェルマンへ移籍してきた。290億円と伝えられた移籍金は正直、想像もつかない数字だ。サッカー界はまた新しい時代へと移り変わったと感じている。そうしたなか、パリ・サンジェルマンでの彼のプレーを早く観てみたいと、サッカーファンなら誰もがそう思っているはずだ。僕自身も例外ではない。現状、まだスタジアム観戦はできていないが、パリ・サンジェルマンの試合は欠かさずテレビでチェックしている。
9月8日の対戦相手はメツだった。日本代表GK川島永嗣の所属するメツが、彼らのホームゲームでどんな戦いを見せるのか、すごく楽しみにしていたが…。結果は1対5でパリ・サンジェルマンの圧勝。永嗣は再三のビッグセーブを見せてピンチを防いでいたが、それでも5失点を喫した。55分に退場者を出すアクシデントも重なったとはいえ、それにしてもネイマールを中心とした攻撃陣の破壊力は凄まじかった。現在、世界のトップレベルにある欧州各国のリーグはスペイン、イングランド、ドイツが中心であるが、今シーズンのパリ・サンジェルマン=フランスもそこに加わりそうな予感がしてならない。
9月13日からチャンピオンズ・リーグ(CL)、9月15日からはヨーロッパ・リーグ(EL)のグループリーグの戦いが始まった。CLでは早速メッシやクリスティアーノ・ロナウドらが素晴らしいゴールを見せてくれた。パリ・サンジェルマンはアウェーゲームながらセルティック相手に5対0と大勝し、白星スタートを切っている。CLでの今後の戦いもすごく楽しみにしている。
世界中からの資本と情報が集まり、ハイレベルなプレーが展開されているヨーロッパ。そのような変化にも対応し、現代フットボールに遅れを取らないようにあらゆる準備を進めていくことは欠かせないファクターだ。そして日々アップデートされるFIFAのレギュレーションを把握し、各国の選手情報にも敏感に対応できるようなネットワークを作り、つねに前に進むことが重要になる。
8月にリーズ・ユナイテッドでの挨拶を終えた後、僕はオランダ、ベルギー、ドイツを中心にリーグ戦、ヤング戦、トレーニングマッチ、トレーニング施設、スタジアムなどを3週間かけて視察している。いろんなクラブの方向性、ローン(レンタル)を含めた選手獲得の動きなどを把握できてすごく勉強になった。
来週からは好調を維持し、リーグ首位に立つリーズ・ユナイテッドに戻る予定。今後も各クラブの戦いぶりをフォローしながら、自分の仕事を全うするつもりだ。
リーズ・ユナイテッド フジタトシヤ