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こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
イングランド発
藤田俊哉サロン
(元日本代表MF)
©toshiyafujita
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
1対4。VVV Venloのホーム最終戦はJong Ajaxにまさかの大敗を喫した。
Jong Ajaxはエールディビジ(1部リーグ)の優勝争いとヨーロッパリーグ(EL)ベスト4を並行して戦っているAjaxのセカンドチームにあたる。おそらくコンディション調整の場として、この日、Jong Ajaxはトップチームの若手メンバーをたくさん出場させてきたのだ。リーグ優勝を決めたVVVにエールディビジの本当の力を見せつけるかのように…。
VVVの選手たちは優勝を決めたこともあって、精神的にもリラックスしている状況のなかで迎えた試合だったが、来シーズンを見据えたとき、身が引き締まる思いをしたはずである。それは最高の予行練習と言えるものだった。
トップチームにレギュラーとしてプレーしている選手が7人も名を連ねていたが、なかにはオランダ代表選手もピッチに立っていた。最高の技術レベルを発揮し、フットボールの楽しさを存分に表現してくれた。久しぶりに観ていて心踊る気分にさせてくれた。来シーズンに戦うAjaxは、この日以上の実力を持ったチームであることは間違いないだろう。敗戦ゲームではあったものの、思い出に残る夜となった。
この日はVVVのホーム最終戦とあってか、スタジアムにはVVVの歴代監督がたくさん来ていた。試合後のビジネスラウンジは非常に盛り上がっていた。そのなかには名古屋グランパス時代の監督でもあった、セフ フェルホーセンと奥さまの姿もあって、久しぶりにゆっくり会話もできた。
いまでも日本で仕事をしたことは、素晴らしい思い出になっているそうで、日本は大好きな国で名古屋はとくに気に入っている!と話してくれた。
敗戦ゲームの後、こんなに楽しい気分になれた経験はない(苦笑)。シーズン優勝の素晴らしさをあらためて感じた。
VVV Venlo フジタトシヤ