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こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
イングランド発
藤田俊哉サロン
(元日本代表MF)
©toshiyafujita
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
この夏、僕は次なるチャレンジに挑む。
3年半にわたるVVVフェンロでのコーチ生活に終止符を打ち、新たな舞台としてイングランドのチャンピオンシップ(2部リーグに相当)に所属するリーズ・ユナイテッドへスタッフ入りすることを決めた。
この決断に至るまですごく悩んだ。VVVフェンロでの挑戦もすごく充実していたし、新シーズンは待ち望んでいたエールディビジ(1部リーグ)へ参戦することになっていたから、オランダに残ってトップリーグを経験してみたい気持ちは本当に強かった。監督、コーチングスタッフとも良い関係を築けていたし、選手たちの成長する姿を見られることも楽しみだった。
フェンロ市という街も気に入っていた。ドイツとの国境沿いに位置する街なのでドイツのブンデスリーガを気軽に観に行けるし、ベルギーリーグにもブリュッセル、アントワープあたりまで車で1時半もあれば行くことができる。
飛行機移動もスムーズだ。フェンロからはデュッセルドルフ国際空港(ドイツ)、アイントホーフェン空港(オランダ)まで近く、そこから2時間のフライトでバルセロナやロンドンにも行くことができる。もちろん日本からのフライトもストレスがない。デュッセルドルフ国際空港からは日本への直行便があって、しかもフェンロの自宅からデュッセルドルフ国際空港まで車で40分もかからない。それゆえ、フェンロへの3年半の間に、ヨーロッパ各地へたくさん足を運んだ。各国のサッカースタイルや文化を感じることができたし、その旅の数だけサッカー仲間もできた。もしかしたらこれが一番の宝物かもしれない。
今回の決断も、そんな旅を通してサッカー仲間と出会ったことが始まりだった。サッカー人としてイングランドのクラブに身を置いて本場のフットボールを感じたいと考えるようになってきた。そんな矢先、サッカー仲間のひとりから、リーズ行きのチャンスをもらうことができたのだから。
もちろん、ここからクラブのために自分がどれだけ貢献できるが重要になるから、身が引き締まる思いではあるけれど、それはVVVフェンロに行ったときと変わらない。つねに良い準備をして、コミュニケーションを円滑に計り、明るく前向きに進んでいくつもりだ。その先にはきっと素晴らしい何かが待っているはずだから。
世界中で監督もやりたい。そのためには、現場だけではなく、クラブにおいて幅広い仕事をこなせるような監督を目指すつもりだ。クラブマネジメントを学べることも、リーズ・ユナイテッドを選んだ理由のひとつだから。
いずれにしても、サッカーの世界で自分が体験できることはすべて体験してみたい。その結果、日本サッカーのレベルアップに役立つことになればさらに嬉しい。これからもベストを尽くすつもりだ。新たな挑戦を自分自身もすごく楽しみにしている!
リーズ・ユナイテッド フジタトシヤ