Message
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
イングランド発
藤田俊哉サロン
(元日本代表MF)
©toshiyafujita
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
苦しい状況が続いていたリーズ・ユナイテッドは2月4日、バーンズリーで指揮を執っていたポール・ヘッキンボトム新監督の就任を発表した。今シーズン、リーズはトーマス・クリスチャンセン前監督の下、好調なスタートを切ったものの、今年に入って7試合連続で勝利から遠ざかっていた。昇格プレーオフ圏外となる10位に順位を落とし、監督交代という決断を下した。
新監督の下、残りシーズンでの巻き返しにむけて新たなスタートを切ったリーズ。プレーオフ進出圏内の6位につけているブリストル・シティとのポイント差は「8」。2月18日のホームゲームは、そのブリストルとの直接対決だった。前半で2点のリードを奪われたものの、終盤に2ゴールを奪ってドローへと持ち込んだ。勝利は手にすることができなかったものの、勝ち点1を拾うことができた。この差を縮めるためにも、この先の戦いでは絶対に勝ち点を落とすわけにはいかない。
その前日の17日は宇佐美貴史と原口元気が所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフ対グロイター フュルトを観戦。原口は2日のザントハウゼン戦で頭を強打。脳しんとうと診断され、大事をとって欠場となったが、宇佐美は1点を追う60分から出場した。ボールポセッションは終始フォルトゥナにあったが、最終ラインから効果的なボールを送ることができず、前線に入った宇佐美にボールが渡る回数は少なかった。しかし、そうした少ないチャンスのなか、75分に宇佐美が大仕事をやってのけたのである。
フリーキックの流れから完璧なファーストコントロールからのハーフボレーシュート。現在ブンデスリーガ2部リーグの首位を走るフォルトゥナは、この宇佐美の素晴らしいゴールによってドローへと持ち込んだ。次節は原口と宇佐美ともに先発し、日本人のふたりが攻撃の中心として多くの得点機会を演出し、チームを勝利へ導いてくれることを楽しみにしている。
フォルトナの本拠地であるデュッセルドルフは多くの日本企業が進出しており、市内には5000人近くの日本人も住むヨーロッパ最大の日本人コミュニティを持つ都市である。ふたりが活躍すれば、デュッセルドルフが非常に盛り上がり、さらに注目されるはずだ。このままの調子をキープし、来シーズンはブンデスリーガ1部に昇格し、さらに盛り上がってくれることを楽しみにしている。フォルトナのように、我らがリーズ・ユナイテッドも早く調子を上げ、トップリーグへと返り咲くことを願うばかりだ。
リーズ・ユナイテッド フジタトシヤ