Message
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
イングランド発
藤田俊哉サロン
(元日本代表MF)
©toshiyafujita
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
リーズ・ユナイテッドに日本人選手がやってきた。
日本からやってきたのは、J2リーグに所属するファジアーノ岡山U-18の3選手で、目的はトレーニングへの参加、ホームスタジアムでの試合観戦だ。
長旅の末にリーズへ到着した初日、3人の日本人選手は少し疲れた表情を見せていたので心配したが、翌日からは元気にスケジュールを消化。慣れない環境でのトレーニングに戸惑いながらも、時間の経過とともに、それぞれの長所を発揮していった。2回のトレーニングに参加するハードスケジュールとなったが、若い彼らはそうした状況も楽しんでくれた。
6日間という短い期間だったが、当初の予定では組まれていなかったトレーニングマッチにも参加。コーチ陣からの評価も高く、彼らのボールテクニック、柔軟性、状況判断や視野の広さなどの点を褒められた。ボディコンタクトについても、体格に勝るリーズの選手たちと対等に渡り合うタフさも見せていた。「プレーのテンポをもう少し上げていくこと」という課題点をもらい、それぞれが高い意識でトレーニングに参加した。最終日のトレーニングマッチでは3選手ともに先発出場でプレーし、充実した時間を過ごした。アカデミー・ダイレクターのAdamも「とても有意義な交流となった」と喜んでいた。
そして期間中、ホームスタジアムのエランド・ロードでトップチームの試合を間近で観戦した3人は、それぞれに胸を熱くしたようだ。
「リーズの試合を見て一番ビックリしたことは、球際の激しさです。こけてもすぐ立ち上がるし、笛も吹かれないので、すごく見やすかった。これ以上の舞台に立てるように、努力していきたいと思いました」(山田恭也選手)
「リーズの試合を見て観客の歓声に驚きました。Jリーグよりも(スタジアム)全体の一体感がすごかった。選手たちのデュエルにも驚きました」(太田龍之介選手)
「リーズの試合を見て、まず激しいと思いました。日本では笛が鳴ったりするシーンでも鳴らないし、選手も痛がるシーンが少なくてビックリしました。でも、あのくらい激しくいかないと世界では通用しないんだと感じました。また、その激しさをいなす技術も身につけたいと思いました」(谷本壮選手)
代表者のファジアーノ岡山の下山雅司さん(アカデミー・ダイレクター)、U-18コーチの川原周剛さんも、リーズ・ユナイテッドのホスピタリティに満足してくれたようだ。最終日はリーズ市内でゆっくりとした時間を過ごし、夜は楽しく食事をして日本へと帰国した。
今回、ファジアーノ岡山の皆さんがリーズ・ユナイテッドとリーズの街を気に入ってくれたみたいに、これからも日本からたくさんの方にも来てもらえたら最高だ。来年3月にはエイチ・アイ・エスさん主催で、リーズ・ユナイテッドのホームゲーム観戦ツアーを実施する予定だ。ホームゲーム観戦のほかにも、スタジアム内の見学や食事会などを企画している。
たくさんの人たちにリーズ・ユナイテッド、そして素晴らしいリーズの街を存分に楽しんでもらえるよう、ガイド役としてできるかぎりサポートするつもりだ。とても楽しみにしているよ!
リーズ・ユナイテッド フジタトシヤ