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こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
イングランド発
藤田俊哉サロン
(元日本代表MF)
©toshiyafujita
こんにちは、藤田俊哉です。
現役を引退した後、”ヨーロッパで監督になる”という夢に向かって、ヨーロッパに移り住んで早3年半。
本場ヨーロッパのサッカーの奥深さを分かち合いたい。
この「藤田俊哉サロン」を通して、新たなサッカー仲間が増えることを楽しみにしています!
いよいよ今年も残すところ1か月となったが、12月1日、来年6月に開催されるロシア・ワールドカップの組み合わせ抽選会が行なわれた。
テレビでライブ放映されたその様子を最後まで見守ったが、我らが『JAPAN』の名前は最後に呼ばれ、グループHへ入った。欧州代表のポーランド(FIFAランキング7位)、南米代表のコロンビア(同13位)、アフリカ代表のセネガル(同23位)とグループリーグを戦うことになった。いずれも日本(同55位)よりもFIFAランキングが上の相手である。
ワールドカップの本大会は32の出場国が8グループに分かれてリーグ戦を行ない、各グループの上位2チームが決勝トーナメントへと進むレギュレーションだ。抽選会は、FIFAランキング順に4グループ(ポット1〜4)に分けられ、ポット1から順番に呼ばれる。ポット4の日本はどんなグループに入ろうと、グループリーグを勝ち上がるのは簡単なものではない。しかし、日本のグループが決まった瞬間、「大きな可能性を感じさせるグループに入った」と思ったのが、率直な感想だ。
まさに明暗を分けた抽選会となった。
抽選会の最後の2か国に残ったのは日本と韓国だったが、先に呼ばれた韓国はグループFに入り、ドイツ、メキシコ、スウェーデンと戦うことに。どちらに転んでもおかしくない状況だったが、グループFに入っていたら…と考えると、この結果はポジティブに捉えてもいいのではないだろうか。
グループリーグ突破はとてもタフなものだが、それを勝ち抜いて、決勝トーナメントで戦う日本代表チームを見てみたい。
ワールドカップの組み合わせ抽選会から始まった12月。イングランドのリーグ戦は休むことなく続く。オランダやドイツなどとは違って“クリスマス休暇”はない。それでもリーズ市内は至るところで華やかに飾り付けられ、クリスマスモードの素敵な雰囲気となっている。こちらでの土地勘もついてきたおかげで、最近は市内だけでなく、郊外にも出かけることが増えてきた。
加入当初はスタジアムにあるオフィスとトレーニング場、空港などを中心に活動していたけれど、いまは車で1時間ほどのマンチェスターに出かける回数も増えてきた。世界的なビッグクラブ『マンチェスター ユナイテッド』と『マンチェスター シティー』のホームタウンであるマンチェスターも、お気に入りの街となった。
そのほか、リーズの北東に位置するヨークにも足を運んだ。“歴史の街”とも言われているだけあって、非常に興味深く、ヨークについてもっと勉強してみたいという気持ちになった。これまではイギリスと言えばロンドンを中心に考えてきたが、いまはリーズはもちろんのこと、マンチェスターやヨークなどからもイギリスの魅力をたくさん感じられるようになった。もっと素晴らしいところがたくさんあるので、少しずつでも旅してみたいと考えている。
リーズ・ユナイテッド フジタトシヤ